今回はPadroneのオススメをしたいと思います。
以前の記事でドクターマーチンについて紹介しましたが、それよりもかなりベーシック寄りの革靴ブランドです。
ドクターマーチンは今トレンドの厚底ソール靴。履くだけでオシャレ感が出ますね。
Padroneはシンプルで何でも合わせやすいのに、プレーントゥシューズで3万円という質にしてはかなりお求めやすい値段になっています。
ドクターマーチンとは違って「大人」の革靴の魅力が詰まったPadroneの魅力についてご紹介していきましょう。
大人の色気がたっぷりながら、ベーシックでどんなスタイルにも合います。ビジネスカジュアルにもOK。
ただし、少し丸みが帯びているので(これはカジュアルでも使いやすいようにというPadroneのデザインです)就職活動に使うのは微妙なところでしょう。
靴先はドレープ感が出ており、履いているだけでシンプルな革靴とは違ってオシャレ感があります。
3年近く使用しても耐久性は高く、ソールが剥がれてくることもありません。
コムデギャルソンの靴の生産を委託され、その際に得たノウハウを使ってデザイン料やブランド料を取らないが故に圧倒的な値段を実現しています。
ハイブランドで同じ質のアイテムを買えば、10万円を超えるでしょう。
メンズファッションバイヤーMB氏もオススメされていますし、そもそもアパレル関係者の中では圧倒的コスパで知名度が抜群に高いのがPadroneです。
私はアパレル店員であった都合上、10種類以上2~3万円ほどの価格帯のレザーシューズを履きましたが、価格に対する質の跳ね返りはナンバーワンクラスと言えます。
防水機能が付いたこのタイプが一番合わせやすく、使い勝手も良いのでオススメです。
一足あるとどんなテイストのコーディネートに対応できますし、ビジネスカジュアルにも使えて「せっかく買ったのに使わなかった」ということはありえないでしょう。(ついでに中古市場でのリセールバリューも高いので、万一使わなくても安心)
Amazonなら試着して気に入らなければ返品も可能なので、試してみてください。
Padrone(パドローネ)はコムデギャルソンの靴の生産を担っていた工場が独立したファクトリーブランド。コスパ抜群。
ブランド品の生産を任されていたので、ブランドのデザインをパク……いや、模倣することができており、なおかつ素材はそのままでブランドネーム料がないユーザーにとっては理想のブランドです。
具体的にはコムデギャルソンという世界でも指折りのハイブランドの生産を担っていました。
ブランドやアパレルメーカーの生産を担う工場が独自に製品を売り出したブランドを「ファクトリーブランド」というのですが、このPadroneはその代表格です。
自社で工場まで持っているブランドはほとんどありませんから、工場に依頼するのは自然なのですが、それ故に工場側も靴やそのデザインについてノウハウが溜まっていきます。
ちょっとずるいと思われるかもしれませんが、他のブランドやアパレルメーカーのデザインを担っていた知見を活かして自分たちで生産し始めたんですね。
なので、素材の質や機能性はハイブランドなどと変わらず、しかしデザイン料が省かれるのでコストパフォーマンスが抜群になるのがファクトリーブランドというわけなんです。
ファクトリーブランドの中でもレザーシューズでアパレル業界でも屈指の評価を得ているのがPadroneなんですね。
Padroneのデザインの特徴としては、ビジネスシューズと差別化するため、少しわざと靴にドレープを入れるといったこだわりが各所に詰まっています。

Photo by Padrone 公式
この甲が「くしゅっと」しているのが特徴ですね。
日本のブランドなので、日本で2社しかない1部上場の日本ブランドを取り扱うセレクトショップ「Studious」でも長年取り扱いがあります。(ちなみにもう1社はユナイテッドアローズ)
Padroneで最もベーシックで着回し力抜群。革質も素晴らしいのがダービープレーントゥシューズ。コーディネートも解説。
このPadroneのプレーントゥシューズは非常になんとでもあわせていただきやすいデザインです。就職活動にはふさわしくないですが、ビジネスでも使えます。
Padrone初体験の方は真っ先に選ぶべき逸品と言えるでしょう。
少し前の「究極のシンプル」トレンドである「ノームコア」トレンドにピッタリのアイテムでした。
しかし、ベーシックな革靴はコーディネートを引き締めてくれますし、トレンドに流されずずっと使えるアイテムです。
合わないコーディネートを探す方が難しいですし、加えてビジネスカジュアルぐらいであれば使えるので「結局買ったけど使わなかった……」となることはほぼありえません。
また、「ワードローブにベーシックな革靴があるのだから、他の靴はちょっと遊んでみよう」とベーシックなダービープレーントゥシューズがあることで、他の靴で挑戦できるんですよね。
とにかくしつこいですが、最初は「黒のダービープレーントゥシューズ」がオススメです。

Photo by WEAR
こんなドレッシーなスタイルにも当然ピッタリですし

Photo by WEAR
こういったダメージデニムを合わせるようなちょっとカジュアルなファッションでも引き締めに使えます。
キレイ目なスタイルにも、アメカジスタイルにでもなんにでも合わせやすいのがPadroneのプレーントゥシューズです。
キレイ目だと系統が同じで調和しやすい、カジュアルスタイルでもドレープがあるデザインのおかげでナチュラル感が出て「靴だけ浮く」という事態になりません。
試しにカジュアルスタイルにビジネスシューズを合わせてみてください。見事に浮きます(笑)
ドクターマーチンもオシャレですが、いい意味でも悪い意味でも「あ、ドクターマーチンを履いている」と思われやすいんですね。
「記号」になっていますよね。キムタクがどの役をやってもキムタクと一緒です。
魅力なんですが、一方で印象が固定されている。
Padroneのプレーントゥは良い意味で影から支えてくれ、コーディネートの格を上げてくれる高級感があります。
1足持っておくと真夏以外使えますから、非常に便利です。(個人的には真夏でも使いますが、季節感が無いのであまりオススメしません)
デートでも確実に女性から好評を受けるアイテムです。
どんなアイテムと合わせても整う素晴らしい「着回しナンバーワンアイテム」と言えるでしょう。
普段ちょっとお出かけする際にも使えますし、またビジネスで履いていても大丈夫なアイテムなので「使わなかった」ということはあり得ないアイテムでしょう。
また、きれいめのコートだろうが、カジュアルなスウェットやパーカーあたりだろうがどんなテイストのアイテムにも合います。
それもPadroneの独特のドレープ感がある作りと、とがらない先端というデザイン性にあるんですね。
もちろん、シンプルな革靴は何とでも合わせやすいというのもあります。
とにもかくにも、黒がオススメです。何にでも合います。
ネイビーやアースカラーのアイテムが多い方だとブラウンを選ぶと柔らかい色味でまとめることができて統一感が生まれるでしょう。(黒も悪くないですが、黒はやはりエッジが効いた色なので全体の統一感というよりも、引き締める意味が大きいです)
Padroneのダービープレーントゥシューズはウォータープルーフタイプも。防水や革の手入れは?
最近はウォータープルーフといって撥水機能が高いタイプも登場しています。
ウォータープルーフでないタイプもお手入れは多少いりますが、多少濡れてもすぐに劣化するような耐久性ではありません。
しかし、継続して使うとやはりレザーは水に弱いので知らず知らずの内に寿命を縮めてしまうことも。
雨や雪が多い地域だとウォータープルーフタイプは非常にオススメです。
しかし、普通のタイプでも「アメダス」などの防水スプレーを振っておけば多少の雨ははじいてくれます。
帰ったら、靴の中に新聞紙などを詰めて水分を吸いだしておけば問題ありません。
革靴にスプレーするのを忘れがち(私もそうで、昔靴を台無しにしたことがあります)な忙しい男性には非常にありがたいアイテムですね。
ローファーやオペラスリッポンといった簡易革靴も上品で2万円で買えるとは思えない!2020以降トレンドに。
更にローファーやオペラスリッポンといったミニマルな革靴も得意です。
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アルコレッタパドローネはパドローネの派生ブランドですね。
こちらも非常にオシャレでシルエットも良く、革の質も抜群。4万円という値付けでも妥当に見えますが、税込みでも20000円ちょっと。とんでもなく安いです。
プレーントゥだと暑苦しい真夏でもこれらであれば存在感が良い意味で薄いので大丈夫。
白Tシャツ+デニムに合わせるだけでもとても上品でオシャレに見えます。
真冬は寒いので使いづらいですが、それ以外の季節は使えますね。
ちなみに2020年以降はスニーカーブームから一転革靴がトレンドになっていきます。
しかし、一気にスニーカーからブーツトレンドだと極端です。
トレンドはグラデーションのように徐々に変わっていくので、スニーカーから革靴の合いの子のようなローファーやオペラスリッポン、ダンスシューズが人気になります。
2020年ならまだブーム前なので、流行を先取りできますよ。
2020春夏のハイブランドのショーでもソールが薄い革靴がかなり使われていたので、これから確実に来ます。
かなり大人っぽくかっこいいヨーロピアンなコーディネートになりますよ。
見えない靴下を使ってコーディネートしてみましょう。
PadroneのバックZIPブーツ。秋冬の定番品だが、サイズ感に注意?
ブーツ、特に鳩目のないブーツを履くとかっこつけがちに見えますが、Padoroneのものはドレープ感と少し丸みを帯びたつま先なのでホストやお兄系の雰囲気にならずにすみます。
また、この中にインソールを入れれば非常に背が高く見えます。インソール抜きでもすらっと身長を高く見せてくれる効果がありますね。
秋冬の季節には必須品と言えるでしょう。もちろん春も使えて3シーズンいけるのでコスパ抜群。
これがあるだけでコーディネートの完成度がとても増しますよ!
サイズ感は注意してください。
ちょっと小さめな作りになっていますが、1サイズアップせずピッタリのサイズで履きましょう。
もしかしたら最初は靴擦れするかもしれませんが、レザーなので自分の足に合わせてフィットするように伸縮してくれます。
ブーツはかっこいいのですが、一つだけ注意すべき箇所があります。
それはブーツなので中が蒸れます。白い靴下を履くとブーツの色が多少移ります。
最初だけですが、履き始めは黒い靴下を履くようにしましょう。
また、蒸れて水分ができることが続くとレザーは劣化するのでお手入れをしましょう。
上でも述べましたが、履いた後に新聞紙などを靴の中に詰めるだけで水分を吸ってくれます。
とりあえず、身長がコンプレックスな人にオススメですし、そうでなくても着回しが非常に効くアイテムです。
どんだけカジュアルなアイテムや、中間色などのアイテムを散りばめても一気に引き締めてくれます。
Padroneの革靴の耐久性は?2年以上プレーントゥとローファーを使った感想。
私はダービープレーントゥシューズを3年、ヌバックタイプのコインローファーを2年使いました。(私はアパレル店員だったため、様々な革靴を試すために売ってしまったという特殊事情があります。)
プレーントゥシューズはそんなに手入れをしなくても全然劣化しません。
もちろん、クリームをした方が長く持つのでしょうが、面倒くさくて防水スプレーぐらいしかしていなくてもほとんど劣化せずびっくりしました。
とにかく固めの作りなので、形が全く劣化しないのが素晴らしいです。
ただし、湿気の多いところに3か月以上放置していると少し白いカビが生えたので、やはり革靴に水分は天敵なので注意してください。
コインローファーはヌバックと呼ばれる裏革を使用した高級感ある一品でした。
プレーントゥシューズよりも足にフィットする形ですし、フラットで薄めの形なので使用感はローファーの方が出やすかったです。
ただし、ソールの耐久性はかなり高く違和感を覚えたことすらありませんでした。
ただし、ヌバックはちょっとお手入れに気を使わないといけませんね。すぐに汚れが付いてしまうので。
Padroneのレザーシューズの色は何を選ぶべき?
Padroneのレザーシューズはブラウンなどもすごくかっこいいので、2足目以降にはおすすめなのですがやはり黒がいいでしょう。
ブラウンもダークブラウンならいいですが、ちょっと赤みがかかった色やキャメルのような明るいブラウンだと合わせに苦労することもあります。
黒であればなんでも使い回しができます。
また、お手入れを多少怠っていたとしても目立ちにくいんですよね(笑)
まとめ。Padroneのダービープレーントゥ、バックZIPブーツ、スリッポンやローファー。一番先に購入するならやはりプレーントゥ。
この3つを揃えるとさすがにお高いですが、これら3つがあれば年中の靴が賄えるので集めることをオススメします。
1年ごと(もしくは季節ごと)に1つずつ買っていくといいですね!
序文でも述べましたが、最初はシンプルなダービープレーントゥをオススメします。使い回しにおいて右に出るシューズは無いぐらいのレベル。
特にこのウォータープルーフタイプは機能性も優れていて、あまり革靴のお手入れをしたことのない人にもピッタリ。
まず最初の1足にぴったりの仕上がりでしょう。
以下、今回紹介したPadroneの革靴のまとめです。
Amazonや楽天市場(楽天はショップによるので注意)は簡単に返品、交換できます。試すだけでも試してみてください。
返品も家に配送業者をよぶだけで、すべて家で完結できます。
店舗に行くとがつがつした店員にオススメされるので苦手、という方には非常にオススメです。
今回紹介したお手入れアイテム。
ブログですべてを述べたいところですが、正直書いても全くPV数が伸びない記事もあり伝えたいことがうまく伝えられない状況にモヤモヤしていました。
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