今回はユニクロメンズのEZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)のレビューをしてきたいと思います。
コットンのタイプもありますが、こちらはウールライクなタイプ。
2019まではウールライクという名前が付いていましたが、2020の春夏からはそれが消えました。
今後はEZYアンクルパンツの無印のアイテムはウールライク、と認識してもらおうという意図なのでしょうか。
ウールライクなアイテムは、化繊で作られたスーツでみんなが見慣れているのでなかなか差別化が図り辛くユニクロも悪くはないですが埋没してしまう面もあります。
このEZYアンクルパンツはかなりオススメではありますが、コットンの生地の方が差別化できていいでしょう。
シルエットもめちゃくちゃキレイかと言われると、テーパードがまだ甘い。これは2019年にも記事を書きましたが弱点な部分。
せめてシルエットか、素材かどちらかで差別化できればいいのですが、それは2990円+税という価格なので求めすぎでしょう。
スラックスの手持ちがないぞ、とか買い替えなきゃという人にはいいアイテムです。
ビジネスにも普通に使えるので、ジャケパンスタイルで大丈夫な方は安くてガシガシ使えるので便利でしょう。
ユニクロメンズのEZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)の機能性は?洗濯はどう?
ユニクロメンズのEZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)は20春夏から新しく2WAYストレッチという機能が導入されています。
2WAYとは二通りの使い方がある、という意味ではなく、縦横どちらにも伸びる伸縮税自在という意味でこの場合は使われています。
洗濯もガシガシしても大丈夫です。
耐久性も高い。
ただし、1シーズン使いまくれば膝ぬけや多少のシルエットの劣化は免れないと思います。
まだそこまで履いていないのでわかりませんが、2019年のウールライクのEZYアンクルパンツはそうでしたし、2018年もそうだったんですよね。
ユニクロは公式アナウンスをしないのでもしかしたら大幅な改善をされているかもしれませんが。
ユニクロメンズのEZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)のサイズ感は?
序文でも書きましたが、正直シルエットは普通。
ユニクロ以外の格安ブランドでもテーパードタイプは定番になっているだけに、多少のテーパードでは「あ、シルエット」キレイと思いにくいですね。
例えば、少しお金を足せばUNITED ARROWS傘下のグリーンレーベルリラクシングのとてもシルエットがきれいなスラックスパンツが手に入ります。(大胆なテーパードです)
前はグリーンレーベルの店舗でも手に入ったのですが、かなり大胆なテーパードなのでグリーンレーベルが対象とする「お父さん」世代にウケが悪かったのかWEB限定に。
ちょっと若者やファッション好きに寄せに行き過ぎていたかもしれません。
しかし、かなり人気のアイテムでメンズファッションバイヤーMB氏らが推していたアイテムなので、非常にシルエットがキレイで体形を綺麗に見せやすく周りとも差別化しやすい。
これぐらいテーパードがかかってきゅっと裾が細くなっていればメリハリが効いて簡単にオシャレに見えやすくなります。
スキニージーンズ化し、ワイドパンツの一般への普及がいまいちな現在に「大胆なテーパードをしたスラックス」というのは次の爆発的ヒットアイテムになると思います。
ユニクロだとどうしても「お父さん」の客層が多く胆なテーパードパンツは嫌われてしまうので作れないんですよね。
お直しに出して裾幅を詰めるのもありですが、お直し代を合わせるとグリーンレーベルのパンツを同じぐらいの値段に結局なるので何とも言い難いところ。
グリーンレーベルのスラックスパンツは百貨店のアパレルで働いていた私から見ても、なかなかここまでキレイなシルエットのパンツは無かったように思います。
あっても3~4万円という価格でしたね……。
ユニクロメンズのEZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)のオススメの色は?
ユニクロメンズのEZYアンクルパンツはメンズ定番かつ合わせやすい(ビジネスにも使える)黒とチャコールグレーとネイビー。
正直、どれもそこまで印象が変わらないでしょう。
黒だと決めすぎと思うなら、ネイビーやチャコールグレーを選んでみましょう。
ネイビーの方がわずかに明るい印象になる程度。
この辺りはスーツを同じ感覚だと思ってもらえばいいでしょう。
手持ちのアイテムと合わせる場合のことを想定してみてください。
ユニクロメンズのEZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)の素材感はどう?
よくも悪くもユニクロらしいそつのないできです。
特徴のでにくいウールライクなアイテムというのも相まって非常に無難な印象。
生地はそこまで高級感があるわけではないですが、2990円のタグを見れば「安い」と思う程度にはいい生地ですね。
ツヤがなかなか強いので、安っぽく見えないのはうれしいところ。
ツヤだけで比較すれば先程紹介したグリーンレーベルのスラックスと比べてもそこまで劣っているわけではないのは凄いですね。
実はずっと夢だったセレクトショップの開店。