今回は前回に引き続きワードローブに10枚しか選べないのであればどんなアイテムを選ぶか、という話です。
前回はシャツ編でした。
アイテムとしてはニット編です。どんなニットを選べばよいのか語っていこうと思います。
ちなみに春ニットのオススメは、こちら。無印良品などのプチプラを紹介した続編もあります。
ニットはどんな厚みのものを選べばいい?コットン?ウール?
結論から言えば、ニットはそこまで厚手でないものを選ぶのが正解です。
何故なんでしょうか。
それは、あまり厚手すぎると春先に着ると季節感が無いからです。また、暑すぎて着れる時期が短くなってしまうんですね。
逆に薄手である場合は付け足すこともできます。例えばニットの中にTシャツだけでは寒い場合はシャツを入れる、といった対策ができます。
厚みのあるものから引くことはできませんが、足し算は簡単という要領ですね。
また、素材もあまりにウール調のものは秋冬感が出すぎますし、コットン素材だと春らしさがですぎます。ちょうどよい厚みのものを選ぶ必要があるんですね。

Photo by 楽天市場
これぐらい厚手でウール感があるものは厳しいですね。

Photo by 無印良品公式サイト
これぐらいでちょうど良いですね。これは上のニット紹介の記事にて紹介していますので良かったらご覧下さい。
ニットの色は?どんな色味が良い?
また、未だ記事にはしていませんが冬の重アウターにはロングコートを選ぶ予定で、その色は黒にするつもりです。
なので、黒とネイビー両方に合う色味を探す必要があります。
今回セットアップで紹介したアイテムのネイビーがダークネイビーというよりも少し青みがかっています。
ダークネイビーであればブラックと変わらない扱いで大丈夫なのですが、普通のネイビーだとまた合う色が変わってきます。
ダークネイビーだろうが黒だろうが、ネイビーブルーだろうが何でも合う色は白のニットです。なので、無難に白を選んでおきましょう。(ライトグレーも合いますが)
ニットはそのほっこりとした素材感によって黒のコートと白のインナーを合わせても礼服感が出ません。
礼服感が出ると相手に無駄に緊張させてしまいますし、TPOを読むのがファッションなので文脈が読めない人扱いをされてしまいます。
ただし、スーツで使うような網目の全く見えないのっぺりとしたハイゲージニットだけは礼服感が出るので避けて下さい。

Photo by スプートニクス公式サイト
こんなタイプですね。
Vネックでなければ多少ましなんですが、クルーネックでもビジネスのイメージというのはなかなか覆しづらいものです。
白以外の色だと何が良い?グレー?ベージュ?オフホワイト?
白は明るすぎるし、汚れやすいから嫌だという人もいるでしょう。特に10枚で着回すというお題目で一応やっているので、汚れやすいのは困りますねw
(まぁ物にもよりますが、逆に白だと漂白剤をかけやすいというメリットもありますが……)
そういう方はTシャツと同様、ライトグレーを選ぶといいでしょう。ただ、ライトグレーは少しでも濁りのあるグレーだと急にインナーにするのが難しくなるので気を付けて下さい。

こんな感じです。
しかし、Tシャツもライトグレーなのにニットもライトグレーは飽きるわ、とおっしゃる方もいると思います。
そういう方には、グレージュがオススメです。なかなかライトグレー以上に探すのが難しいですが。
ベージュやオフホワイトも悪くは無いんですが、正直日本人の顔色だと似合う、似合わないの差が激しいのでここでは除外しています。
特にインナーの色は顔色にすごく影響を与えますからね、一説によるとアウターよりも影響があるのだとか。

Photo by メンズファッションプラス公式サイト
グレージュはこんな色味ですね。グレーとベージュの中間の色を表しています。
ライトグレーとは違ってベージュの柔らかく、甘い雰囲気が出ます。なので、印象を変えて飽きを防ぐにはピッタリ。
しかし、ライトグレーの合わせやすさもかなり残った色なのでオススメです。
次の特集は寒さ防止アイテム。これがあるとないとでは大違いですよ。
実はずっと夢だったセレクトショップの開店。