こんにちは、Showです。
今回はメンズファッションに必要な要素について解剖していきたいと思います。
MB氏の「ドレスとカジュアルのバランス」を整えた格好は大人っぽく、女性受けが良いが……。
https://wearefashionmonster.com/2019/02/02/ドレスとカジュアルのバランスでメンズのファッ/
MB氏が唱えた「ドレスとカジュアルのバランス」という定理についてはこちらで意見を述べています。良ければ並列してご覧下さい。
このドレスとカジュアルのバランスを7:3に設定するとオシャレだと言っているのが、MB氏の理論です。
ドレスというのはスーツで使われるアイテムであったりその要素を持ったアイテムの事を指し、それを使うと大人っぽく見えます。
女性は男性に守ってもらいたい存在であり、それゆえに大人っぽいスタイルをした男性をオシャレだと思う、というのがMB氏の言っていることです。
これは合っています。しかし、それだけでは説明が足りないのではと思うのもまた事実。
女性にモテるのは「強い」ファッション!?
それは、キレイ目なスタイルでモテる人もいますが、凄い美女の隣にいるのはそんなにキレイ目なスタイルをしていないんですよね。
その理由について、女性は大人っぽさもだが、「強い」ファッションも好むということと、ハンディキャップ理論で2回に分けて説明したいと思います。
まず、今回はハンディキャップ理論から述べていこうと思います。
まず、ハンディキャップ理論って?
ハンディキャップ理論とは、一見非合理な動物の行動が実は生殖を優位に導いているという理論です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハンディキャップ理論
もっと詳しく知りたい方はこちらから。
……どういうことかと言うと、例えばクジャクの羽根はキレイですが目立って逆に捕食者に食べられてしまいます。
明らかに損でしかないわけです。
しかし、それは実は生殖には合理的な行動なんです。
何故か。それは、「こんなにきれいで目立つ羽根があるのに生きることができる強い遺伝子だ」と雌に証明することができているからです。

人間でも、タバコを吸うのは人体にとって害があるにも関わらずそれでも吸うのは、「こんな有害なものを吸っていても、俺は強いんだ」とアピールするためという説があります。
確かにタバコを吸うとかっこいい、と思う価値観は未だに廃れていないですよね。
なので、カジュアルな服も同様なんです。

「わざわざかっこつけたスタイルにしなくても十分自分は異性として魅力がありますよ」という事を示すためにわざわざかっこつけたスタイルにしないということですね。

キムタクのアメカジスタイルが流行ったのもそういう理由だと思います。かっこつけてなくても、かっこいいキムタクにみんながあこがれたんでしょう。
しかし、まぁそれは彼の顔があるからなんですがね(笑)
ならなぜ猫も杓子も真似したかというと、流行=かっこいいという思い込みもありますが、弱い人でも「強い擬態」ができるように見えたからでしょう。
あまりいけていない外見の人や、体格が弱そうな人があえてチャラそうな服を着ていることがあります。しまむらではそういった服が多いですし、百貨店では何故か質も全く良くない二コルというチャラいブランドが売れています。
百貨店に行くお金持ちのお坊ちゃん層や真面目な人がなぜかチャラい服を選ぶんですね……。まぁもっとひどい人になれば服に興味が無くて適当になるんですが。
それは、自分が真面目すぎるのを補うためにあえて遺伝子がそう仕向けているのかもしれません……。
話が逸れましたが、「強め」なファッションというか、あえてカジュアルなスタイルを人々が選ぶ背景にはこの「ハンディキャップ理論」があるのではないかと思います。
また、自分の遺伝子を中和したいがためにそういったファッションをして擬態する人もいるみたいですね。
さて、次回は「女性は強さを男に求める」という観点から話していきたいと思います。
そうして、自分にはない遺伝子を持つ女性を振り向かせ、遺伝子を中和しようとしているんでしょう。
実はずっと夢だったセレクトショップの開店。