今回はWEARISTAやYoutuberとして有名なげんじが携わっているブランドLIDNM(リドム)の評価について語っていこうと思います。
ファッションアプリで有名になり満を持してげんじが立ち上げたのが「LIDNM」というブランドです。
Youtubeあたりでたくさん宣伝しているので若者への知名度は抜群ですね。
結論から語れば、LIDNMは微妙と言わざるを得ません。何故その結論に至ったのかを説明していこうと思います。
同じくファッションインフルエンサーのMB氏のオリジナルアイテムやオンラインサロンの噂、評判についてはこちらから。私もMBオンラインサロンに入会していたので、赤裸々な意見を述べています。
早速いってみましょう。
LIDNMはStudiousのアイテムや運営の仕方をパクっている?
まずは、ここです。
正直ライダースを見た瞬間「あっ、これはStudiousのデザインをパクったな」と思ったのを覚えていますw

Photo by メルカリ
こちらがLIDNMのライダース。

Photo by Studious 公式サイト
こちらがStudiousのライダース。
うーん、本当にデザインが似通っていますね。
まぁシンプルなデザインなので被ることもあるでしょうが、これは明らかにあからさまに意識していると思いますね。
別にアパレル自体はパクリというか、正直模倣はかなり多いです。
ZARAやH&Mだってハイブランドがパリコレクションで発表したデザインをパクって早々と本家より安い値段で流通させています。
しかし、ここでの違いは「神は細部に宿る」という言葉もありますが、少しの素材の違いで印象は大きく変わってしまうことが多いんですね。
高級なツヤのある素材を使うか、しっかりと細かい所まで考えてデザインするか。
そのわずかな違いが勝負を分けることが多いのがファッションです。
まず、Studiousのライダースは当時税抜きで30000円以下の衝撃の値段でリリースされました。
しかも、それで素材も悪くなくシンプルで何にも合わせやすいデザインなので業界に衝撃を与えたんですね。
それまではこの価格帯でやっていたのはHAREぐらいで、レザーに自信のあるナノユニバースでも36000円前後でした。
HAREはやはり素材が見劣りしますし、ナノユニバースは少し値段が高い。この微妙な値段と質の差が、Studiousのライダースの人気につながりました。
LIDNMのライダースはStudiousに比べてかなり安い17000円程。
本当にリアルレザーなのにびっくりするほど安いんですが、正直安くしすぎたゆえに質が大人が使うには少し心もとないです。
具体的に言えば、変なところがよれちゃっているのでどこか安っぽさとペラペラさを感じさせてしまいます。
また、ZIPが非常に安っぽいです。
まず、真っすぐではなく少し歪んでいますし、ZIP自体も安っぽい輝きを放っていてどこか「B級品」感を漂わせてしまっています。
正直、ストレートに言うとStudiousの劣化コピーです。もし、ライダースでどちらを選ぶか悩んでいるのであればStudiousを選びましょう。
http://zozo.jp/shop/studious/goods/34365093/
アーバンリサーチのこのアイテムもかなり上質なレザーを使っていますね。楽天ポイントもかなり返ってきます。
LIDNMは他にもいろんなアイテムを出していて一概には言えないと思いますが、おそらく少しの値段を足してStudiousを買うか、もしくはユニクロでよくね?というのが多いはずです。
やたら、LIDNMの黒スキニーをWEARの人は使っていますが、半額のユニクロの黒スキニーでいいんじゃないと思いますね。
確かに細さは大衆向けで甘目ですが、そこが気になるようであればレディースを買ってみるといいと思います。(股下には注意してくださいね)
結論としては、げんじが運営するLIDNMのアイテムは私見ですが微妙だと思います。
2020/01/24追記
レザーライダースの本気のオススメアイテムがとうとう出ました。
それはナノユニバースの「シープレザーライダース」。26400円とお求めやすいのに、しっかり裏地は保温、湿気を逃がしてくれる天然素材を裏地に使っています。
リドムやStudiousのように裏地がポリエステルだと伸びないので本革レザーでも体に馴染むということがありません。
しかし、ナノユニバースはStudiousより安いのに何故か裏地が高級素材で伸びるのでちゃんと体に馴染んでくれます。
とんでもないコスパですが、革の質もZIPもリドム以上なのは保証しますよ。
詳しいナノユニバースのライダースのレビュー記事はこちらから。
とはいえ、げんじのファッション指南自体は悪くない?
正直、ファッション指南自体は悪くありません。本人のブランドを勧めなければ、初心者にはぴったりのアイテムと着こなしを紹介してくれています。
MBのパクリじゃね?とは思うんですが、Youtubeなんかは割と参考になるので情報だけは取り入れてもいいと思いますね。
ちなみに、そのMB氏もオリジナルアイテムではかなり怪しいことをやっているみたいです……。
なかなかインフルエンサー由来のアイテムは広告宣伝費がかなり乗っているので微妙みたいですね……。
げんじの理論よりも元ネタになったであろうMB氏の理論の方がしっかりしています。
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MB氏はファッション業界に衝撃を与えただけに「理論」はレベルが違いますね。
2019/04/14:追記
LIDNM(リドム)にて配送遅れ。ダウンジャケットが4月にならないと届かない?
まずはこちらをご覧ください。

(ツイッターより画像をお借りしています)
そもそも3月上旬にダウンジャケットなんか届いても……と突っ込みたくなりますが、更にひどいのは生産の遅れで4月上旬にまでダウンジャケットが届くのが遅れていた、という事実です。
4月上旬ということは最近になって届いたということですよね。いや、4月にダウンジャケットなんていらないですよね、はっきり言って。
今年の冬(少なくとも半年以上後)にならないと使えないアイテムというのはかなりひどいですね。
一月の遅延というのはトレンド、鮮度が命のアパレルとしては致命的。
そもそも今年の分の余ったダウンジャケットは夏のセール等で更にお求めやすくなるでしょう。
そうなったら定価で買ったLIDNMのダウンはどうなるんだ!?と思いますよね。
こうなれば返金対応か、もしくはかなりの割引を適用すべきだと思います。
知名度を伸ばしマーケティングするのは良いですが、肝心の顧客への細かい配慮という面ではかなり拙いと言えるでしょう。
また、問い合わせしてもなかなか返ってこないといった、対応に関しても問題あるみたいです。
シンプルに大手セレクトショップの有名アイテムを購入しておくが吉でしょう。
ナノユニバース西川ダウンがオススメ。リドムのダウンジャケットと比べて圧倒的に安心感が高いですね。
高いものなので、失敗しないように是非ご覧ください。

リドムの黒スキニーは有名だけどどう?WEARでインフルエンサーが履いているが微妙。
リドムの黒スキニーは7000円程度で、WEARの人気アカウントも良く履いていますね。
「ユニクロに比べて良い」という意見は確かに多いです。
それはユニクロのスキニーは大衆向けでエッジが効いていないので、そこまで細さが足りないことがあげられるでしょう。
それが故に、リドムのスキニーを履くとちゃんと細くてスタイリッシュに見えるんですね。
しかし、はっきり言って生地はユニクロにははるかに及びません。GUのデニムと比べても良い勝負か、下手をすればGUの方が上でしょう。
黒だと差が出ないですが、これが色落ちしたインディゴデニムだと生地の質がはっきりとわかります。
「ISKO」というドルチェ&ガッバーナも使っているデニム生地を使っているのですが、はっきり言ってこの生地は今では下位ブランドまで行き届いてしまっています。(例えば、ファッションビルに入っているオラオラ系のブランドが使っていますね)
いまやブランド価値はありません。
また、黒スキニーもほこりが付きやすく選択を繰り返すと劣化が早いので正直コストパフォーマンスは微妙。
「餅は餅屋」との言葉もありますし、スキニー専門に近い海外ブランドで買った方が良いと思います。
「ヌーディージーンズ」はヨーロッパの有名なデニムブランドです。
スキニーのシルエットのきれいさは絶品。スポーツ体形の方にも問題ないスキニーです。
(下手なスキニーはただ細いだけなんですよね。それはシルエットがキレイとはまた非なるものです、元々モデル体型の人ならかっこよく見えるだけ。これがリドムのスキニーです。)
また、長年作っていて世界中で愛されているブランドだけあって、耐久性も段違いです。
生地の劣化もなく、逆にキレイに色落ちしてくれます。一度是非試してみて下さい。
数年使えるので、この値段を出しても実質はコスパ抜群。ユニクロだと毎シーズン買い替えるというのもありますからね。
実はずっと夢だったセレクトショップの開店。